2005年10月28日

授業について〜濱中先生から

 私は授業で生徒をどこまでも伸ばせるものと思いこみ、若さに任せて、生徒と一体になって授業に取り組んでいました。今考えてみると、長い間このような授業をしてきたのは生徒に知的好奇心を身につけてもらいたいからでした。毎日変わる様々な学習内容に「この内容はどうしてこうなるのかな?納得できるまで調べてみよう!」という知的好奇心を抱いてもらいたかったのです。
 そのために、ほぼ毎週実験をして継続実験の希望者(毎回数班は希望した)には放課後も第3理科室を開放し、テレビの天気情報を見・新聞の天気図を集め・天気図書きをし、牛乳や味噌汁は水溶液か?を考えて解決し、ペーパークロマトグラフィーでサインペンのインキを分け、食塩は食べられるエンであることを学び、探究カードをかきました。
 卒業後、高校理科で実験とレポートは他の中学校出身者より良くできた、とのうれしい便りをたびたび受けました。
 そういえば、あのときこうだった。今考えてみるとあのことはこう解釈できる。我が子の場合と比べるとこうだった。・・・との文を寄せてください。
posted by フラスコ会 at 15:44| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 濱中先生からF 授業について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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